かつての物品税
物品税(かつて)
かつて、20年以上も前になるでしょうか、自動車には更に物品税がかかっていました。どのようにして課税されていたのかというと、新車販売の車両販売価格にそのまま上乗せされていたのです。ですから、明確に物品税は5万円ですよ、というのが消費者には全くわからない仕組みでした。当時新人だった私たち販売員も、そんな税金が車にかかっているとは思いもよりませんでした。
この自動車に対する物品税を意識するようになれたのは、身障者の方へ車を販売する機会があったからです。身障者の方は、身障者手帳を提示することで、この物品税が免除になっていました。ですから、我々販売担当者は、身障者の方へ車を販売する機会があった場合に、この物品税を注文書の車両本体価格から差し引いて計算するという、こんな事を申し上げては怒られてしまうかもしれませんが、少し煩雑で難しい手続きが必要でした。
こちらのサイトでもご紹介しています通り、自動車は贅沢品という認識がまだあるのか、自動車にはそれこそ数限りない税金が課せられています。年に一度の自動車税はもとより、消費税はこれから更に引き上げられる可能性があります。車検毎に知らぬ間に徴収されている自動車重量税、ガソリンを入れればこれまた知らぬ間に計上されているガソリン税、そして財源を自由に使われてしまうようになった道路使用の料金と、地方ではなくてはならない自動車なのに、どうしてこれほどまでに税金がかかってしまうのでしょうか?
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(C) 2015 車の経費や維持費っていくらかかるの?