ユーザー車検の試み
私の車はここ3年位ユーザー車検を受けています。どうしてかというと、自家用小型貨物車で、毎年車検なので車検費用もばかにならず、維持費を出すのにどうすればいいかを突き詰めて考えた結果でした。幸い、我が家は陸運局から近かったので、(車で10分程)大変助かっています。
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ユーザー車検というと何だか難しいイメージがありますが、慣れてしまえばそんなに難しいものではありません。ツナギを着た女性も時々検査コースにいますし、ユーザー車検受付の窓口には、結構人がいます。
ただ、陸運局の手続き全般に関して、かなりややこしいので、やはり多少の慣れは必要かと思います。陸運局と一概に行っても、その敷地の中には、税金の建物、ナンバーを返納したり、新しく買ったりする建物、書類を処理する建物、そして検査のコースと、大抵はいくつもの建物があるのが普通です。これを何の知識もない人がいきなり来て、理解しろと言われても難しいと思います。
例えば税務署なら、そこへ行けば税金の手続きができますが、陸運局に車を乗り入れたって、どこへ停めればいいのか、どこへ行けばいいのか等、よくわかりません。これは日本の自動車登録制度、あるいは車検制度などがもたらす副作用とも言える物でしょう。
そんなユーザー車検ですが、今日はトラブルが発生してしまいました。
いつもはかなり念入りに整備をして行くのですが、今回は今までかなり暑かったので、少し手を抜いてしまったのがいけなかったのかもしれません。
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ユーザー車検(車検全般同じ)ではいくつかの検査をするのですが、その中に下回りの検査というものがあります。ねじが緩んでいないか、油が垂れていないか、ゴムが劣化していないか、という事を検査するのですが、ここで引っかかってしまいました。
クラッチを踏んだ力を最終的にクラッチに伝えるための、レリーズシリンダーという装置があります。これには、ゴミなどが入らないように、ゴムのブーツが付いているのですが、これが破けていたのです。これは大変重要な部品で、破けてしまうと車検に通りません。私は3回目にしてはじめて再検査になってしまいました。かなりショックでした。
さあ、困りました。レリーズシリンダーのブーツなんて、部品ですぐ取り寄せられるのでしょうか。
朝に予備検査に行った整備工場に行ってみましたが、このような整備はやりたくないようで、断られてしまいました。その後数件回ったのですが、やはり断られっぱなし。やっぱりあまりやりたくない仕事のようでした。
途方に暮れていたところ、ある事を思い出しました。
続きは次回に。